【照明屋が解説】シーリングライトの選び方4つのポイント~大前提編~

シーリングライト

家電量販店に行くと、いろんな種類やメーカーのシーリングライトがたくさん展示してあって実際どれを選べばいいかよくわからないですよね。

わかるのは「何畳用か」ぐらいで、あとは全部一緒に見える…という状況はよくあるのではないでしょうか?

実はあるポイントさえ押さえれば、「これはうちには合わない」「これはいけるな」というのがわかるようになります。

この記事ではシーリングライトを選ぶときに大前提として考えるべきポイントを4つに絞って解説します。

この記事を読むことで、どのポイントを見てシーリングライトを選べばいいかがわかるようになるので、自分が納得できるシーリングライトを選ぶことができます。

ざっくりと「こんな感じのやつにしようかな」というのは決まっていて、詳しい比較情報が欲しい方はこちらの記事をどうぞ

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シーリングライトとは

シーリングライトとは、天井面に直接取り付ける照明です。

特に賃貸などでは、メイン照明としてよく使われているので見たことがあるという人も多いと思います。

メイン照明として使い勝手がいいのですが、これからシーリングライトを購入しようとしている人には注意点があります。

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天井に引っ掛けシーリングはついてる?

シーリングライトの取り付けは工事も必要なく、一般の人でも簡単に取り付けができます。

ただ、注意しなくてはいけないのが、天井に「引っ掛けシーリング」というシーリングライト用のコンセントがついているか確認が必要です。

シーリングライトを取り付ける予定の部屋に写真のような「引っ掛けシーリング」がついていればOKです。

ついていない場合は電気工事の資格者に「引っ掛けシーリング」をつけてもらわなくてはいけなくなりますので事前に確認しておきましょう

シーリングライトの取り付け方法が知りたいという方は、具体的な設置方法を解説した記事がありますので、こちらの記事を参考にしてください↓

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シーリングライトの選び方4つのポイント

ネットで検索していても、「〇〇モード」とか「〇〇タイマー」みたいな機能がたくさん出てきて、結局どのポイントを見ればいいかよくわからないですよね?

結論、今はまだ気にしなくて大丈夫です。

大前提としてシーリングライトは「照明」です。

照明としてしっかり明るくできるということを基準にして選ぶようにしましょう。

①部屋の広さは何畳?

これは簡単です。

Amazonや楽天のショップの商品ページに必ずスペックが載っていると思いますが、そこにだいたい「~8畳」とか「~12畳」みたいな感じで書いてありますので、取付予定の部屋の畳数通りのものを選べばOK。

中には畳数表示より1ランク上のものを選んだ方が良いというような情報もありますが、畳数通りで大丈夫だと思います。

各シーリングライトのレビュー記事では実際に明るさを測定して数値も公開していますので、参考にしてみてください。

ただ、例外として歳を重ねるほど若い人よりも明るさが必要になるので、年齢によっては1ランク上を選ぶという選択はアリだと思います。

岩崎電気ホームページより

20歳と60歳を比べると60歳では約2倍の明るさが必要とされています。

②ほしい付属機能は「メイン機能」と「サブ機能」どっち?それともいらない?

シーリングライト選びに迷ってしまう大きな原因は、「明るくする」という本機能以外の「付属機能」がありすぎてよくわからなくなってしまうというところです。

なので、これらの「付属機能」を整理整頓していきましょう。

この数ある付属機能を「メイン機能」と「サブ機能」に分類して、選ぶ基準を「メイン機能」のみに絞ります。

「サブ機能」はどうしても欲しいというもの以外は最終候補から選ぶときに参考にするぐらいでOK。

メイン機能
  • 空気清浄機付き
  • サーキュレーター付き
  • スマホ操作可能
  • スピーカー付き
  • プロジェクター付き

サブ機能
  • 調色→③で解説
  • 調光→(だいたいのシーリングライトに標準でついてます)
  • おまかせモード
  • おまかせ留守タイマー
  • おめざめタイマー
  • フェードオフ機能
  • キレイコート
  • 防虫機能
  • etc.

ここでもう一度確認をしておきますが、これらはあくまで“付属”機能です。

このメイン機能の中で「どうしてもこの機能が欲しい!」というものはありますか?

あればもちろんその機能がついているものの中から選択します。

「メイン機能」付きのシーリングライトのおすすめ機種はこちらの記事にどうぞ

メイン機能は特に必要ないという方は、そのまま③に進んでもらって大丈夫です。

③光の色

光にも色があることをご存じでしょうか?

光の色については用語を先に説明した方が分かりやすいと思うので説明しますね。

光の色はざっくり5種類に分類できます。

  • 電球色 (でんきゅうしょく) → オレンジっぽい光
  • 温白色(おんぱくしょく)  → 電球色よりちょっと白っぽい光
  • 白色 (はくしょく)    → 温白色よりちょっと白っぽい光 
  • 昼白色(ちゅうはくしょく) → 白色よりもっと白っぽい光   
  • 昼光色(ちゅうこうしょく) → 昼白色より青白っぽい光   

シーリングライトの種類で多いのは「電球色」か「昼光色」です。

また、先ほどの「サブ機能」で出てきた調色(ちょうしょく)機能というは電球色→温白色→白色→昼白色→昼光色を自由に変更できるという機能です。

ちなみに単色型(電球色のみや昼光色のみ)の方が安価で、調色機能がつくと価格は上がります。

(高機能タイプになるとほぼ調色機能はついています。)

では、電球色と昼光色はどちらを選べばいいのか?また、調色機能はどういうケースで付けた方がいいのか?

それは

「生活のしやすさ」や「文字の見やすさ」を重視するなら昼光色

「部屋のオシャレ」さや、「落ち着き空間」にしたいなら電球色

今はまだわからないという方や状況によって調整したいという方は調色機能付きを選ぶ

です。

昼光色は主にオフィスや学校で使われている光色。

電球色はカフェやホテルなどで使われる光色なので自分の部屋をどんな空間にしたいかによって使い分けましょう。

光色について詳しく知りたい方はこちらにどうぞ

④デザイン

最後にデザインですが、これについては自分の好きなものを選びましょう。

といっても数が多すぎるので、おおまかに分類しておきます。

ざっくり5種類です。

  1. スタンダード
  2. 木枠
  3. スマート
  4. パネルライト系
  5. スポットライト系

ざっくりこの5種類なので、この中から好きなデザインを選んでもらうのがわかりやすいかもしれません。

スタンダードデザイン

どんなタイプのお部屋にも合わせやすく、シンプルなスタンダードデザイン。

このスタンダードデザインはどのメーカーもだいたい安価モデルの単色シーリングライトと上位モデルの調色シーリングライトの2モデルを発売しています。

スタンダードデザインの中からシーリングライトを選びたい方はこちらにどうぞ

木枠デザイン

お部屋を高級感のある雰囲気に変えることができる木枠デザイン。

家具の木目の色合いと合わせて統一感のある空間にすることも可能です。

木枠デザインの中からシーリングライトを選びたい方はこちらにどうぞ

スマートデザイン 

オシャレな部屋にはオシャレな照明が必須。

そんなオシャレな空間を演出するのがスマートデザインです。

照明も立派なインテリアです。

スマートデザインの中からシーリングライトを選びたい方はこちらにどうぞ

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パネルライト系シーリングライト

センター部分とパネル部分で別々に点灯可能なパネルライト系シーリングライト。

透明なパネルは光を通すため、通常のシーリングライトにはなかった上への光の広がりもあり、より明るい印象になります。

パネルライト系シーリングライトの中から選びたい方はこちらにどうぞ

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スポットライト系シーリングライト

まんべんなく明るいシーリングライトではなく、明るさのメリハリをつけるスポットライト系のシーリングライトです。

照明器具でオシャレにするだけでなく、照明の照らし方も含めて空間を演出します。

スポットライト系シーリングライトの中から選びたい方はこちらにどうぞ

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まとめ

シーリングライトの選び方4つのポイントまとめ

  • 何畳用か確認
  • メインの付属機能はいる?いらない?
  • 光の色はオシャレな電球色か見やすい昼光色。もしくは調色。
  • 上記①~③を満たすものの中でデザインが好きなものを選ぶ

この4つのポイントを理解したあなたは、すでに自分に最適なシーリングライトを選ぶための知識がついていますので、是非ご活用してください。

知識がついた方向けにおすすめ機種も紹介していますので、ある程度の選択肢がほしいという方はこちらも是非ご確認ください。

以上でーす。

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