光にも色があることはご存じでしょうか?
カフェならオレンジっぽい光。
薬局なら青白っぽい光など、実は照明や光の色がそのお店の雰囲気を決める大きな要素になっています。
なぜなら、光の色は人間の心理的な要素と深く関係しているからです。
この記事では、光の色が与える雰囲気や心理的要素について解説していきます。
この記事を読むことで、自分のお部屋をイメージ通りの雰囲気にする光の色がわかります。
一緒に勉強していきましょう。
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色温度(光の色)とは?
色温度とは光の色を数値にしたもののことで、単位はK(ケルビン)です。
ネット上で商品スペックの画像を見かけることもあると思いますが大体この中に書いてあります。
光の色はざっくり5種類
光の色はざっくり5種類に分類できます。
- 電球色 (でんきゅうしょく) 3000K
- 温白色(おんぱくしょく) 3500K
- 白色 (はくしょく) 4000K
- 昼白色(ちゅうはくしょく) 5000K
- 昼光色(ちゅうこうしょく) 6500K
電球色は1番オレンジっぽい色で昼光色に近づくほどだんだん青白っぽい光になっていきます。
ちなみに右側の数字は光の色を数値化したもので、代表的な数値を表示しています。
(電球色なら2700K~3000Kなど多少幅はあります)
ちなみにシーリングライトによくついている「調色機能」というのは電球色→温白色→白色→昼白色→昼光色を自由に変更できるという機能です。
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自分の部屋にはどの光色を選ぶべき?
結論としては
自分の部屋を「オシャレ空間」や「落ち着き空間」にしたいなら電球色
自分の部屋を「文字の見やすさ重視」や「仕事などの活動空間」にするなら昼光色
です。
理由を解説します。
電球色と昼光色の違いは簡単に例えると「朝日、夕日」と「日中の太陽光」の違いです。
- 電球色=朝日、夕日
- 昼光色=日中の太陽光
電球色
電球色は朝日や夕日のようなオレンジ色の光です。
一般的には朝や夕方はまだ起きたばかりや仕事が終わってこれから休んでいく時間帯ですよね。
つまり落ち着く時間帯に浴びる光なので、どうやら身体にその感覚がインプットされているみたいです。
その証拠に「落ち着きたいニーズ」のある場所はみんな電球色が使われています。
- ホテルのロビー
- おしゃれなカフェ
- マンションのエントランス等
意識して見てみるとおもしろいですよね。
昼光色
昼光色は真っ白な光です。
日中は仕事をしたり学校にいったりとどちらかといえば活動的な時間帯です。
つまり活動的な空間に適した光ということです。
さっきの逆ですね。
昼光色がよく使われている場所
- 学校
- 事務所
- 役所
- 薬局
- 家電量販店等
活動的なところばかりですね。
自分が求めている部屋に適した「光の色」を選択することで理想の空間にすることができます。
自分の部屋をホテルやカフェのようなオシャレで落ち着く空間にしたいですか?
それとも仕事や勉強など活動的な空間にしますか?
個人的には電球色がオシャレで好きですね。
もし、まだ決まっていないという方は調色機能があれば光の色をいつでも変更できますし、間をとって中間の色にもできます。
また、状況によって使い分けるという上級者の使い方もできそうですね。
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なぜカフェは電球色を使うのか?
タイトルにあったこの質問ですが、もう答えはお分かりですよね。
電球色は落ち着く時間帯に感じる光なので、電球色を使うことで落ち着いた雰囲気を作るためです。
こんな感じでいろんなお店の雰囲気は照明でコントロールしていたんですね。
まとめ
光の色はざっくり5種類。
太陽の動きに合わせて光や人間の心理も変化するので、これを生かしてお店や施設の照明では雰囲気をコントロールしています。
せっかくなら自分の部屋もこれらの知識を生かして、照明や光色で理想の雰囲気になるようにコントロールしていきましょう。
以上でーす。
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