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最近ではスポットライトタイプの天井照明もかなりバリエーションが豊富になってきました。
そのため、白い丸形のシーリングライトから切り替える方も増えてきています。
スポットライトタイプの照明(シーリングスポットライト)は器具自体がすごくオシャレで、お部屋の雰囲気をガラっと変えてくれます。
ただ、サイズが大きすぎると照明が目立ちすぎてしまうということも。
そんな中でも比較的コンパクトでちょうどいい存在感なのがアイリスオーヤマのクロス型シーリングスポットライトCE4LA-20C-UHです。
レトロな雰囲気の照明器具で昔ながらの喫茶店にありそうな感じ。
我が家の子ども部屋に付けてみましたが、完全に大人な雰囲気の部屋になりましたよ。
ということで、この記事ではアイリスオーヤマのクロス型シーリングスポットライトCE4LA-20C-UHを実際に使ってみた感想やメリット、デメリットを紹介していきます。
実際に使ってみないとわからなかった地味なデメリットなども書いていますので、是非最後までご覧ください。
メリット | デメリット |
---|---|
・見た目がレトロでオシャレ ・コンパクトで小さな部屋でも使いやすい ・シェードに穴がないので、明るさのロスがない | ・取り付けが大変 ・プルスイッチのみでリモコンがない ・常夜灯がない ・ランプが別売のため、買い忘れのリスクあり |
アイリスオーヤマクロス型シーリングスポットライトCE4LA-20C-UHの概要
本体色は全部で5種類。
この記事で紹介しているのはウッドグレーです。
アイリスオーヤマ | 本体色 | ランプ | 推奨ランプ | 口金 | スイッチ | サイズ (幅×奥行×高さ) | 重さ | 実売価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CE4LA-20C-UH | ウッドグレー | 別売 | LDA7L-G-6T6 LDA7N-G-6T6 | E26 | プルスイッチ (リモコンなし) | 523㎜×523㎜×325㎜ | 2.1㎏ | 8,185円 |
CE4LA-20C-UW | ウッドホワイト | 別売 | LDA7L-G-6T6 LDA7N-G-6T6 | E26 | プルスイッチ (リモコンなし) | 523㎜×523㎜×325㎜ | 2.1㎏ | 7,980円 |
CE4LA-20C-B | ブラック | 別売 | LDA7L-G-6T6 LDA7N-G-6T6 | E26 | プルスイッチ (リモコンなし) | 523㎜×523㎜×325㎜ | 2.1㎏ | 7,980円 |
CE4LA-20C-W | ホワイト | 別売 | LDA7L-G-6T6 LDA7N-G-6T6 | E26 | プルスイッチ (リモコンなし) | 523㎜×523㎜×325㎜ | 2.1㎏ | 7,980円 |
CE4LA-20C-T | ブラウン | 別売 | LDA7L-G-6T6 LDA7N-G-6T6 | E26 | プルスイッチ (リモコンなし) | 523㎜×523㎜×325㎜ | 2.1㎏ | 8,185円 |
サイズや同梱部品
本体幅は約52㎝で一般的なシーリングライトとほぼ同じサイズです。
6畳の部屋に取り付けるとこんなイメージ。
コンパクトながら存在感があるちょうど良いサイズです。
地味に重要なプルスイッチ(ひものスイッチ)の長さは48㎝。
床からの高さは185㎝。(天井2.4mの場合)
天井が高い部屋で使用する場合は注意が必要です。
身長161㎝の嫁さんがプルスイッチで消そうとするとこんな感じの高さ。
同梱部品は器具本体と説明書のみ。
ちなみにリモコンはついていないので、壁スイッチかプルスイッチでのON/OFFとなります。
ランプもついていないので、買い忘れにご注意ください。
ランプを含めた本体の重さは約2.2㎏。
正直、取り付け時に肩の上で作業するには2.2㎏はかなり重たいです。
まずはアダプターを引っ掛けシーリングに取り付け。
次にベースに本体を差し込む。
これがなかなかはまらず、2.2㎏を担いだまま苦戦。
最後にナットを締めて完了。
取り付けに慣れている僕でも30分程度かかりました。
かなり重さもあるので、特に女性は2人で作業することをおすすめします。
ストレート型シーリングスポットライトGLL-4MRとのスペック比較
製品名 | クロス型シーリングスポットライト CE4LA-20C-UH | ストレート型シーリングスポットライト GLL-4MR |
---|---|---|
電球交換 | 〇 | 〇 |
シェード首振り | 〇 | 〇 |
シェードの 穴あき | なし | あり |
リモコン操作 | × | 〇 |
付属電球 | × | 40W相当LED電球 |
ランプ写真 | ||
口金 | E26 | E26 |
本体サイズ (幅×奥行×高さ) | 525㎜×525㎜×325㎜ | 786㎜×150㎜×226㎜ |
重さ | 2.1㎏ | 1.7㎏ |
実売価格 | 8,180円 | 6,980円 |
ストレート型シーリングスポットライトとの違いは主に2つです。
リモコンのあるなしや付属電球の明るさについては、機種によります。
ここでは機種ではなく、ストレート型とクロス型でどう違うのかという点に絞って解説します。
1.サイズ感
1つ目の違いはサイズ感です。
これは好みで別れるところですが、照明を「オシャレにしながらもコンパクトにすっきりさせたい」ならクロス型。
「大きめで存在感を出していく」ならストレート型です。
ストレート型の方が横に長い分、天井につけた時に存在感があります。
ちなみにストレート型の横幅は約79㎝なので、ルームエアコンぐらいの横幅があります。
「写真で見るより大きい」というイメージをしておいた方がいいですよ。
2.使い方
ストレート型もクロス型も実際に使ってみてはじめて気づきましたが、微妙に使い方(用途)が違います。
ストレート型 壁や棚など照らしたい方向に光を当ててスポットライト的に使う
クロス型 床面や作業面が明るくなるように下向きに光を当てベース照明として使う
シーリングライトとスポットライトの用途の違いに似ているような感じでした。
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ストレート型とクロス型では、使う電球もその周りのシェードも正直そんなに大きな違いはありません。
ただ、使ってみて思ったのは、クロス型で各方向に首を振るとなんかダサいんですよね。
せっかくのオシャレさが消えてしまうので、クロス型では壁や棚に光を当てるようなスポットライト的な使い方は「できるけどやらない」という選択をする方が多くなりそうな気がします。
ちなみにストレート型だと、それぞれに首を振ってもあまり違和感なく感じるのは僕だけでしょうか?
ただ、クロス型でも全体を外向きに照らすのはアリな感じでした。
こんな理由から、ストレート型とクロス型では微妙に使い方が変わるので、「自分の部屋ではどんな用途で使いたいのか?」を考えておくといいかもしれないですね。
また、これは機種による差ですが、ストレート型シーリングスポットGLL-4MRはシェード(電球の周りの黒い部分)の口金側が空洞になっていますが、クロス型シーリングスポットライトCE4LA-20C-UHのシェードには空洞がありません。
空洞があると天井に光がまわりますが、空洞がないとすべて光が下に向くので床面を照らすための効率は良くなります。
天井への光がほしいか、明るさ効率を重視するかは好みになりますが、シーリングスポットライトを選ぶ際に、シェードに空洞があるかないかという視点を持ってみるのもおもしろいと思いますよ。
ストレート型とクロス型はどっちがいい?
照明の存在感を存分に出して、壁や棚の置物や装飾品を照らしたいという方はストレート型のシーリングスポットライトを選びましょう。
逆に、本体は空間に馴染むぐらいのサイズ感で、照明としてはノーマルに使いたいという方はクロス型シーリングスポットライトを選びましょう。
どちらも良い点、悪い点があるので、自分の目的に合ったものを選べると満足度の高い買い物ができますよ。
アイリスオーヤマクロス型シーリングスポットライトCE4LA-20C-UHのレビュー
クロス型シーリングスポットライトは基本的には床面の照度を保つことを目的とするので、我が家の6畳子ども部屋で照度測定をしてみました。
使用ランプはこちら
ちなみにJISの照度基準ではこども部屋の推奨照度は100~200ルクスとされています。
部屋の隅への光の広がりが少し弱いため、部屋の隅の方で頻繁に作業するという方は注意が必要です。
ただ、デスクで作業することが多い方は部屋の照明とは別にデスクライトを使用することで解決できます。
シーリングスポットライトは丸形のシーリングライトと違い首振りが可能なので、部屋の隅まで光が届くよう外側に開いた状態でも照度測定しました。
やってみて驚きましたが、照明の向きを外側に向けたことで真下だけでなく、部屋の隅も含めた全体の照度が落ちました。
おそらく壁や天井などに光が分散し、真下に向けた時と比べて明るさのロスが増えたのでしょう。
結論、クロス型のシーリングスポットライトは真下向きで使いましょう。
照度測定 | 真下 | 外開き |
①照明の真下の床 | 250ルクス | 231ルクス |
②デスク面1 | 296ルクス | 242ルクス |
③デスク面2 | 164ルクス | 163ルクス |
④照明の真横床 | 195ルクス | 156ルクス |
⑤部屋の隅1 | 105ルクス | 92ルクス |
⑥部屋の隅2 | 114ルクス | 95ルクス |
平均 | 187.3ルクス | 163.2ルクス |
ちなみに測定の条件はこんな感じ
- 部屋の大きさは6畳
- 照明位置は天井の中央
- 時間帯は夜(窓から太陽光が入ってこない時間)
- 壁紙色は白と黄色(壁紙が暗い色だと照度若干落ちます)
- 天井の高さ2.4m
- デスク高さ70cm
- 測定位置はデスク面や床面等6か所
色の見え方は昼光色と電球色の違いもありますが、若干蛍光灯の見え方よりも青系の色がくすんで見える印象です。
文字は問題なく読めました。
操作は壁スイッチかプルスイッチ(ひものスイッチ)です。
1回ひもを引っ張ると消灯
もう1回引っ張ると2灯点灯。
さらにもう1回引っ張ると、別の2灯が点灯します。
操作は基本的にこの繰り返しなので、プルスイッチでのON/OFFのみの操作はできません。
単純につけたり消したりをしたい場合は壁スイッチでの操作となります。
また、常夜灯もありません。
いろいろと不便な部分もありますが、このプルスイッチが醸し出すレトロ感は他の照明器具では出せない味わいがありますね。
アイリスオーヤマクロス型シーリングスポットライトCE4LA-20C-UHはこんな人におすすめ
アイリスオーヤマクロス型シーリングスポットライトCE4LA-20C-UHは「便利な機能を重視するというより、見た目のオシャレさやレトロ感、照明器具が醸し出す雰囲気を重視したい」という方におすすめです。
スポットライトという名前がついているものの、スポットライトのように壁や棚を照らすのには向かないので、スポットライト的に利用したい方はストレート型シーリングスポットライトGLL-4MRの方が適しています。
アイリスオーヤマクロス型シーリングスポットライトCE4LA-20C-UHまとめ
この記事では「レトロでコンパクトなクロス型シーリングスポットライトアイリスオーヤマCE4LA-20C-UH」について書きました。
クロス型シーリングスポットライトで各方向に首を振ると見た目がイマイチな点や、4灯を四隅の方面に開いて照らすより、真下に向けた方が四隅が明るくなる点など実際に使ってみて発見したことがたくさんありました。
シーリングスポットライトへの交換を検討されている方はこれらの点も踏まえて選んでみてはいかがでしょうか。
以上でーす。
メリット | デメリット |
---|---|
・見た目がレトロでオシャレ ・コンパクトで小さな部屋でも使いやすい ・シェードに穴がないので、明るさのロスがない | ・取り付けが大変 ・プルスイッチのみでリモコンがない ・常夜灯がない ・ランプが別売のため、買い忘れのリスクあり |
品名 | CE4LA-20C-UH | CE4LA-20C-UW | CE4LA-20C-B | CE4LA-20C-W | CE4LA-20C-T |
---|---|---|---|---|---|
本体色 | ウッドグレー | ウッドホワイト | ブラック | ホワイト | ブラウン |
ランプ | 別売 | 別売 | 別売 | 別売 | 別売 |
推奨ランプ | LDA7L-G-6T6 LDA7N-G-6T6 | LDA7L-G-6T6 LDA7N-G-6T6 | LDA7L-G-6T6 LDA7N-G-6T6 | LDA7L-G-6T6 LDA7N-G-6T6 | LDA7L-G-6T6 LDA7N-G-6T6 |
口金 | E26 | E26 | E26 | E26 | E26 |
スイッチ | プルスイッチ (リモコンなし) | プルスイッチ (リモコンなし) | プルスイッチ (リモコンなし) | プルスイッチ (リモコンなし) | プルスイッチ (リモコンなし) |
サイズ (幅×奥行×高さ) | 523㎜×523㎜×325㎜ | 523㎜×523㎜×325㎜ | 523㎜×523㎜×325㎜ | 523㎜×523㎜×325㎜ | 523㎜×523㎜×325㎜ |
重さ | 2.1㎏ | 2.1㎏ | 2.1㎏ | 2.1㎏ | 2.1㎏ |
実売価格 | 8,185円 | 7,980円 | 7,980円 | 7,980円 | 8,185円 |
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