仕事・勉強向きなデスクライトを探しているけど、どんなデスクライトを選んでいいかわからないと悩んでいませんか?
この記事では、照明器具の卸をしている僕が使ってみて良かったデスクライト「山田照明Z-10RB」のレビューや口コミを紹介します。
結論は使ってみたけど「めちゃくちゃ良い!」です。
デスクライトの「選び方」が知りたい方は先にこちらの記事をどうぞ
山田照明デスクライトZ-10RB スペック
- ①ライト部分 「横長」
- ②明るさ 1055㏐
- ③光色 5000K(昼白色)
- ④光の広がり AAクラス相当
- ⑤見やすさ Ra90
- ⑥多重影対策 〇
- ⑦5%~100%の無段階調光
デスクライト選びの7つのポイントと照らし合わせるとこんな感じです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ
明るさと光の広がりは文句なし!
仕事や勉強するときのデスクの明るさ(照度)は500~1000ルクスが望ましいとJIS規格で定められています。
実際に測定してみました。
- 直下照度 1696ルクス
- デスク隅(中心から55㎝横)照度 447ルクス
- 測定高さ 55㎝
- 器具光束 1055㏐
まずは直下で測定
測定結果は1696ルクス。
楽勝でクリアしています。
照度を図るときに大事なのはどの高さから測るかです。(ライトを下にすればするほど明るい)
今回測定したのはデスクから55㎝の高さからです。
このライトの高さが重要です。
なぜなら、ライトが下にありすぎると邪魔だからです。
個人的にはデスクから50㎝ぐらい上にあってほしいのですがあなたはいかがでしょうか?
次にデスクの隅の方で測定。
このデスクは1.3mの幅のもので、測定位置は直下から55㎝のところ。
照度は447ルクスと合格点。
実験してみた結果、1.3mのデスク上はほぼカバーできていました。
ちなみ今回は55㎝の高さ(メーカーテストは高さ40㎝なので今回より優しい条件)から測定してこの数値なので明るさ部分ではデータ通りかなり優秀でした。
ちなみに他のデスクライトを選ぶ時でもどの高さから測定しているかというデータがほとんど出てこないメーカーばかりなのでこちらの実験データを是非ご活用くださいね。
- 直下照度 1696ルクス
- デスク隅(55㎝横)照度 447ルクス
- 測定高さ 55㎝
- 器具光束 1055㏐
「1055㏐のデスクライトで約50㎝の高さに設定すると直下が約1700ルクス」という基準を持っておくことで、器具の仕様欄の光束を見ればある程度デスク面が500~1000ルクスをクリアできているかはわかると思います。
本も見やすい
写真だとわかりにくいですが、本を読むときもストレスはありません。
データ上、色の見やすさの指標である演色性がRa90(Ra80以上が良い)とかなり良い数値でしたが、使ってみた感想は「違和感なし」です。
見やすさというのは「見えにくい時」に気になるものなので、「違和感がない」ということは「良い」ということです。
また、演色性が高いと目も疲れにくいと言われていますが、こちらについても「違和感なし」です。
ただ、はっきり言えることは電球色の照明で本を読むよりは確実に文字が見やすいし、目が疲れないということです。
多重影も問題なし
ボールペンの影は写真の通りです。
全く問題なしです。
良い口コミと検証
- しっかり明るい
- アーム部分が狙った場所できっちりキープしてくれる
- アームの可動域が広い
- 組立が簡単
- 機能がシンプルで使いやすい
- 見た目がかっこいい
明るさ部分の評価はもちろん、アームの操作性や可動域などの評価が多数ありました。
検証していきます。
アーム部分が狙った場所できっちりキープしてくれる
アームの関節部分は口コミ通りしっかりしています。
また、もし緩んできても付属の六角レンチで締め付け可能なので、長い年月使っても問題なさそうです。
機能がシンプルで使いやすい
ボタンは1つだけで、電源のON、OFFのほか、長押しで明るさ調節。
これだけです。
とてもシンプルです。
組立が簡単
部品はこれだけ。
まずクランプをデスクに固定。
固定方法は上のところを回すだけです。
付属のスプリング。
このスプリングをアームに引っ掛けます。
最後に本体をクランプに差し込み、電源をつないで完了。
所要時間は得意な人で3分、苦手な人で10分といったところでしょうか。
見た目がかっこいい
見た目はこんな感じ。
デザイン的にも好きですが、クランプタイプのためデスク上のスペースを取らないのが良いですね。
スタンド部分がないことでデスクの中心に近いところで固定できるので、その分可動範囲が増やせます。(デスクの隅に固定すればするほど、可動範囲は狭くなります。)
悪い口コミと検証
- モニターが大きいのでサイズを測って購入したが、思っていたより高さが出ない。
- ボタン長押しで明るさ調整するが、一挙にMAXまで上がるため、途中で止めるのに苦労します。
- 欲しいところには光を持ってこれるが、壁際だとアームがぶつかるので残念
やはりどんな商品にもデメリットはありますね。
これらのデメリットを検証します。
思っていたより高さが出ない
この角度がMAXです。
ライト部分の高さが56㎝。
デスクトップパソコンで大きなモニターを使っている方には不向きかもしれません。
購入前にサイズを測ることをおすすめします。
また、固定位置によってはさらに高さが出ないこともあるので余裕を見ておきましょう。
明るさ調節に苦労する
操作がシンプルだからこそのデメリットですね。
長押しすることで少しずつ暗くなったり明るくなったりしますが、今何%の明るさなのかメモリがないのでわかりにくいです。
ボタンも1つなので、この長押しが暗くしてるのか、明るくしてるのかよくわからなくなります。
ただ、一度明るさ調節してしまえばその明るさで付けたり消したりはできるので、頻繁に明るさ調整する方でない限りはそんなにデメリットにはならないレベルです。
壁際だとアームがぶつかるので残念
横からみるとわかると思いますが、アームの関節部分がデスクより外にはみ出しているので、デスクが壁にくっついてるという方は可動範囲がかなり制限されます。
アームの関節部分は曲げ伸ばししかできず、水平移動は根元部分で行うためです。
テストした感じでは、ライト部分がデスクから45~50㎝程度で使う分にはあまり影響なさそうですが、それより低く使いたい方でデスクが壁際の場合は注意しましょう。
まとめ
使ってみた感じ、明るくすることに関してはかなり優秀でした。
ただ、条件次第では使いにくいことが出てくるので、そのあたりは注意が必要です。
- デスクトップパソコンで大きいモニターを使っている
- デスクが壁際にある
- 頻繁に明るさ調節したい
これらの条件さえクリアしている方であればかなりおすすめできるデスクライトと言えます。
以上でーす。
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