【照明屋がレビュー】調光・調色が抜群すぎるパナソニックシーリングライトLGC21104

シーリングライト

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

最近はシーリングライトもかなり価格が下がってきており、中には3,000円台で買えるものも出てきています。

でも、安いと思って買ったけど使いやすさがイマイチだったり、そもそもの照明が弱かったりしてガッカリしたという方もいるのではないでしょうか?

ある程度しっかり投資してでも質の高いものが欲しいという方にピッタリなのがパナソニックのシーリングライトLGC21104。

調光・調色が抜群に良くて、どんなあかりでも自由自在です。

さすがパナソニックという印象です。

この記事ではパナソニックシーリングライトLGC21104を実際に使ってみた感想や実験してわかったメリット、デメリットを紹介します。

(このシリーズは6畳用、8畳用、10畳用、12畳用の4モデルありますが、この記事では6畳用でレビューしています)

メリットデメリット
・精度抜群の調光、調色であかり調節が自由自在
・明るさアップモードで120%の明るさに
・消灯や常夜灯が1プッシュでできる
・タイマー設定ボタンがフタの裏にある
・価格が高め
スポンサーリンク

パナソニックシーリングライトLGC21104の概要

製品名6畳用
LGC21104
8畳用
LGC31104
10畳用
LGC41104
12畳用
LGC51104
光束3699㏐4299㏐4899lm5499lm
色温度(光色)電球色~昼光色電球色~昼光色電球色~昼光色電球色~昼光色
演色性Ra83Ra83Ra83Ra83
サイズ(直径×高さ)450㎜×109㎜450㎜×109㎜500㎜×117㎜500㎜×117㎜
重さ1.2㎏1.2㎏1.6㎏1.4㎏
調光100~5%(連続)100~5%(連続)100~5%(連続)100~5%(連続)
調色電球色~昼光色(連続)電球色~昼光色(連続)電球色~昼光色(連続)電球色~昼光色(連続)
調色モデル4サイズ比較(6畳用、8畳用、10畳用、12畳用)

サイズや同梱部品

サイズは直径45㎝厚み11㎝とコンパクト。

特に厚みが11㎝でかなり薄くスタイリッシュな印象です。

従来の直径55㎝「蛍光灯シーリングライト」と比べるとひと回り小さいです。

6畳の部屋に取り付けるとこんなイメージ。

薄いからなのか、ボテっとした印象はなくスタイリッシュです。

重さは約1.1㎏なので女性でも取り付けに負担は感じないぐらいの軽さです。

同梱部品はカバー、本体、アダプター、リモコン、リモコン用単4乾電池2本、リモコン用ホルダー、ホルダー取り付けねじ、引っ掛けシーリング、引っ掛けシーリング取り付けねじ、保証書

取り付けも簡単。

所要時間は取り付けに慣れている僕なら15秒、慣れていない嫁さんでも5分でした。

調色なしモデルのLGC2113D、LGC3113D、LGC4113D、LGC5113Dとのスペック比較

製品名6畳用
LGC21104
8畳用
LGC31104
10畳用
LGC31104
12畳用
LGC31104
6畳用
LGC2113D
8畳用
LGC3113D
10畳用
LGC4113D
12畳用
LGC5113D
光束3699lm4299㏐4899㏐5499㏐3699lm4299㏐4899㏐5499㏐
光色電球色~昼光色電球色~昼光色電球色~昼光色電球色~昼光色昼光色昼光色昼光色昼光色
演色性Ra83Ra83Ra83Ra83Ra83Ra83Ra83Ra83
サイズ
(直径×高さ)
450×109450×109500×117500×117450×109450×109500×117500×117
重さ1.2㎏1.2㎏1.6㎏1.4㎏1.2㎏1.2㎏1.6㎏1.4㎏
調光100~5%(連続)100~5%(連続)100~5%(連続)100~5%(連続)100~5%(連続)100~5%(連続)100~5%(連続)100~5%(連続)
調色電球色~昼光色(連続)電球色~昼光色(連続)電球色~昼光色(連続)電球色~昼光色(連続)なしなしなしなし
常夜灯6段階6段階6段階6段階6段階6段階6段階6段階
価格(定価)19,500円23,000円26,500円29,000円17,000円20,000円24,500円27,000円
同シリーズ2機種×4サイズ比較
調色モデル特徴
  • 調光・調色機能が圧倒的になめらか
  • 調色×調光で自在にあかり調節ができる
  • 普段よく使うあかりと全灯と使い分けができる

LGC21104の特徴は何といっても抜群の調光・調色機能です。

他メーカーのシーリングライトは調光10段階、調色8段階というような段数で表記しているところがほとんどです。

一方、パナソニックは調光「100~5%」、調色「電球色~昼光色」みたいな感じで「段数」ではなく「範囲」で表記しています。

つまり、「範囲内でご自由にどうぞ」ということなので、当然調節も圧倒的になめらかです。

連続調光・調色を基本としていますが、一応段数がどれぐらいあるか数えてみました。

  • 調光 24段階
  • 調色 21段階
  • 調光×調色で504パターンのあかり調節可能

圧倒的ですね。

動きがなめらかなのも納得です。

実際に使ってみても調色のボタンを押した瞬間からグラデーションがスタートするので操作性が快適すぎる。

他メーカーではボタンを長押ししても1秒ぐらい光色が変化してるのかわからないものもあったりしますが、パナソニックではそれがありません。

時間帯や雰囲気によってあかりを変化させたい方にとっては最高の操作性ですよ。

スポンサーリンク

パナソニックシーリングライトLGC21104のレビュー

パナソニックシーリングライトLGC21104の特徴を紹介していきます。

明るさ感も光の広がりも充分な上に明るさアップ機能もあり

この写真は乳白カバーを外した状態で撮影しています

感覚的には部屋全体がすごく明るくなったという印象です。

具体的な数値にするとシーリングライトの真下で316ルクス。

JISの基準では子ども部屋の推奨照度は100~200ルクスとされているので、推奨照度と比べると十分明るいことがわかると思います。

光の広がりについても実験しました。

結論は6畳の部屋のすみっこでも推奨照度以上あり、十分な明るさでした。

実験結果は?
  1. 照明の真下の床   316ルクス
  2. デスク面1     355ルクス
  3. デスク面2     232ルクス
  4. 照明の真横床    243ルクス
  5. 部屋の隅1     162ルクス
  6. 部屋の隅2     160ルクス

         平均 243.5ルクス

実験の条件はこんな感じ ↓

  • 部屋の大きさは6畳
  • 照明は6畳用3699㏐昼光色(LGC21104)
  • 照明位置は天井の中央
  • 時間帯は夜(窓から太陽光が入ってこない時間)
  • 天井の高さ2.4m 
  • デスク高さ70cm
  • 測定位置はデスク面や床面等6か所
        測定箇所6か所(6畳こども部屋)

いろいろ書きましたが、要するに「一般的なお部屋でいろいろ測定したよ」ということです。

明るさアップモードで120%の明るさに

パナソニックのシーリングライトで1番特徴的なのが明るさアップモードです。

100%点灯時でも6畳用のシーリングライトの中で1番明るい(3699㏐)ですが、明るさアップモードにすると120%点灯が可能になります。

カタログでは明るさアップモードの時の光束値は公開されていませんが、単純計算すると1.2倍で10畳用相当の明るさ(4438㏐)になります。

ちょっと本を読みたい時なんかにすぐ10畳用の明るさにできるのはいいですね。

ちなみに120%点灯でも照度測ってみました。

120%点灯時の実験結果は?
  1. 照明の真下の床   366ルクス
  2. デスク面1     422ルクス
  3. デスク面2     275ルクス
  4. 照明の真横床    285ルクス
  5. 部屋の隅1     170ルクス
  6. 部屋の隅2     187ルクス
  • 120%点灯時平均 284.1ルクス
  • 100%点灯時平均 243.5ルクス

6畳の部屋に10畳用のシーリングライトつけたら、そりゃ明るいですよね。

「文字くっきり光」で文字が見やすい

パナソニックのシーリングライトのもう一つの特徴が「文字くっきり光」です。

パナソニックが北里大学と共同で実証実験をし、文字が見やくなる光を研究。

その結果、一定の明るさ以上の昼光色(6200K)が一番文字が読みやすいということで「文字くっきり光」となったようです。

パナソニックのシーリングライトでは「全灯」ボタンを押すと、「文字くっきり光」で100%点灯になります。

実際に本を読んでみた感じは?

実際に「文字くっきり光」で本を読んでみましたが、たしかに見やすいです。

どちらかと言えば、文字がくっきりするというより、紙の白色が際立つことで対比で黒い文字がくっきりしているように見えるという印象でした。

消灯も常夜灯も1プッシュでOK

照明は毎日の生活動線にガッツリ入るので、使いやすさは再重要ポイントです。

その点もさすがはパナソニック。

リモコンもシンプルで使いやすいです。

一見当たり前ですが、「消灯ボタン」と「常夜灯ボタン」が独立しています。

実は他メーカーでは「ON、OFFボタン」と「常夜灯ボタン」が一緒になっているものが多い。

これの何が問題かというと

  • 消灯する時に常夜灯→消灯という感じで2段階になってしまう
  • 夜中にちょっとトイレに行くときや、子どもの様子を見たいときに点灯→常夜灯という順番で一回明るくなってしまう。

こういう用途で使う人にとっては結構大きな問題ですよね。

こういう問題がパナソニックでは起きません。

ただ、タイマー機能をよく使う方は注意が必要です。

30分後に消灯してくれるおやすみタイマー機能がありますが、これのボタンがフタの裏にあります

毎回フタをスライドさせてタイマー設定しなくてはいけないので、毎日タイマーセットをしたい方にはおすすめしません。

ただ、タイマーを使わないという方にとってはシンプルで無駄のないリモコンですね。

前回のあかりを記憶してくれる

504パターンのあかりから自分のお気に入りを見つけたら、そのあかりを記憶してくれます。

明るさが欲しい時には「全灯」、落ち着きたいときには「お気に入りのあかり」というように使い分けることができます。

スポンサーリンク

パナソニックシーリングライトLGC21104はこんな人におすすめ

パナソニックシーリングライトLGC21104は時間帯や雰囲気によってあかり調節をしたい方におすすめです。

504パターンのあかりをなめらかに自由自在に変えることができる操作性はクオリティの高さを感じます。

また、朝方暗いうちからみんなを起こさないように出勤する方や、夜中に子どもの様子を見たりすることが多い子育て世代の方にも圧倒的におすすめです。

常夜灯ボタンが大活躍です。

スポンサーリンク

パナソニックシーリングライトLGC21104まとめ

パナソニックシーリングライトLGC21104について書きました。

クオリティと使いやすさという点では「さすがパナソニック」というモデルなので、ある程度投資をしてでも質の高いものがほしいという方は是非使ってみてください。

ほんとに調光・調色の操作性は気持ちいいですよ。

以上でーす。

メリットデメリット
・精度抜群の調光、調色であかり調節が自由自在
・明るさアップモードで120%の明るさに
・消灯や常夜灯が1プッシュでできる
・タイマー設定ボタンがフタの裏にある
・価格が高め

コメント

タイトルとURLをコピーしました